ケミカルアンカー施工方法
ケミカルアンカーは、タイプにより使用するボルトが異なります。
使用ボルトを確認の上、ご利用ください。
ケミカルアンカーの施工手順とポイント
1. 下穴の準備
- ボルト径に応じた適切なドリル径を選定し、ハンマードリルなどでコンクリートに穴を空けます。
- 誤ったドリル径では強度不足の原因になります。
- 穴の深さにも注意して施工します。
2. 穴の清掃とカプセル挿入
- ブロアーやブラシでしっかりと穴の中を清掃します。
- 清掃後、ケミカルアンカーのカプセルを挿入します。
3. ボルトの挿入と攪拌
- ハンマードリルにボルトをセットし、打撃しながら攪拌してボルトを挿入します。
4. 硬化と固定
- カタログ等で硬化時間を確認します。
- 硬化後、ナットで躯体をしっかり固定します。
※注意: 硬化時間はアンカーの種類や季節・気温により大きく異なります。必ず確認してください。
使用できるボルトの種類
- 寸切りボルト
- 異形棒鋼
攪拌タイプのケミカルアンカーの場合は、先端を45°にカットした「ケミカル用寸切り」などを使用。打込み式アンカーでは先端カットは不要です。
ケミカルアンカーの種類と特徴
■ 水中施工の場合は、旭化成のHPアンカー、APアンカー、RG-Fアンカー
または、日本デコラックスのRNタイプ、RVタイプ、RMタイプHタイプになります。
ケミカルアンカー施工方法
用意するもの
ハンマードリル | コンクリートドリル | ブロア | ブラシ | ハンマー |
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ケミカルアンカー施工方法
撹拌タイプ |
使用できるボルト類 (攪拌タイプ) 片面または両面ナナメカットの寸切ボルト。片面カットの異形棒鋼 平先の寸切ボルト、丸棒、円錐カットは使用不可。 |
Rタイプ HPアンカー APアンカー RG-F |
攪拌タイプのカプセルアンカーは、斜めカットの母材を使用し 母材をハンマードリル等で回転、打撃しながら埋込します。 |
打込み式 |
使用できるボルト類 (打込み式) 寸切ボルト、異形棒鋼寸切り、異形棒鋼L型、フック型、コの字型など 丸棒は使用不可。 |
PGタイプ MUアンカー |
打込み式の母材をハンマーでカプセルの上から打込み 2~3回転回しケミカルの液と骨材がなじむようにします。 |
2液混合 カートリッジタイプ |
使用できるボルト類 (2液混合カートリッジタイプ) 寸切ボルト、異形棒鋼直型、L型、コの字型など 丸棒は使用不可。 |
EL-350 EA-500 EX-350 |
2液混合カートリッジタイプは、穴径、穴の深さなどが母材に合わせ自由に設定でき、大量施工に最も適しています。 特に太陽光発電現場などケミカルアンカーを大量に使用する現場で使用されています。 カプセルタイプより施工時間、コスト等が優れています。 |
全国 何処でもお送りします。(小箱1箱より)
ケミカルアンカー
旭化成 ARケミカルセッター | ||
MUアンカー | HPアンカー | SUPERLL AP |
無撹拌タイプ(打込式) | 攪拌タイプ | 攪拌タイプ |
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★打込むだけの簡単施工 | ★作業性の良いフィルム型 | ★豊富な使用実績良好な施工性 |
カートリッジタイプEA-500 | カートリッジタイプEX-350 | SUPERLL RG-F |
2液混合タイプ | 2液混合タイプ | 攪拌タイプ |
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★ 天井施工でも液ダレしにくい ★硬化時間が早い |
★壁、天井施工が可能 | ★海洋汚染抑制タイプ |
日本デコラックス ケミカルアンカー | |||
無攪拌タイプ(PGタイプ) | 攪拌タイプ(RNタイプ) | カートリッジタイプ(ELタイプ) | カートリッジタイプ(GLタイプ) |
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![]() 水中施工可。 |
ケモファスト(ドイツ製) | |
カートリッジタイプ(エポキシ系)CRE-385 | カートリッジタイプ(ビニルエステル系)STV-345 |
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硬化時間が長く、コンクリートなど 湿潤状態でも施工可能です。 |
硬化時間が短く、天井や壁面など あらゆる方向への施工可能です。 |
エヌパット | |||
RCタイプ | MCタイプ | SCタイプ | |
攪半タイプ | 攪半タイプ | 無攪半タイプ | |
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カートリッジタイプ(二液混合タイプ) | |||
レジンプレミックス RP-360 | エポプレミックス PE-400 | ||
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